作品概要
総ページ数 全87ページ あらすじ 「よぉー真司! 相変わらず狭いアパートだなあ、ええ?」 「おいおい‥‥来て早々ご挨拶だな、茂。てか、来るならもっと早く言えっての」 「わりーなあ! 俺もこんなクソ田舎、二度と戻るつもりなかったんだけどよ!ほら、お前って今日誕生日じゃん? 三十路童貞おめでとう、魔法使いさんッ!」 「う、うるせーなあ‥‥自分は都会のタワマン住みだか知らないけどなあ、あんま調子に乗るなよ! ここは俺ん家だ! 帰れ帰れ!」 「ままま、そう言うなって! 今日はいいプレゼントがあんだよ」 「…
【試し読み】貰ったダッチワイフがどう見ても友人妻な件







【作品の概要】
総ページ数
全87ページ
あらすじ
「よぉー真司! 相変わらず狭いアパートだなあ、ええ?」
「おいおい‥‥来て早々ご挨拶だな、茂。てか、来るならもっと早く言えっての」
「わりーなあ! 俺もこんなクソ田舎、二度と戻るつもりなかったんだけどよ!ほら、お前って今日誕生日じゃん? 三十路童貞おめでとう、魔法使いさんッ!」
「う、うるせーなあ‥‥自分は都会のタワマン住みだか知らないけどなあ、あんま調子に乗るなよ! ここは俺ん家だ! 帰れ帰れ!」
「ままま、そう言うなって! 今日はいいプレゼントがあんだよ」
「プレゼント‥‥? どうせまたロクなものじゃないんだろ?このバカデカいキャリーケースがそうなのか?」
「とりあえず開けてみろって! ビビるぞ!」
‥‥‥‥‥‥は?
「‥‥‥‥は、え、なんだ、これ‥‥?」
「我が社製のダッチワイフだ。こだわりのシリコン素材で、かなり女体を再現してるぞ」
「え? え? い、いやいやこれどう見てもホンモ‥‥」
「とりあえず1日タダでレンタルしてやるよ!アンケート用紙も置いてくから、今夜の回収のときまとめて渡してくれ」
「おいおいおい待て待て! お前これ、え? マ、マジでダッチワイフなの!?」
「おう、すげーだろ! つってもあんま乱暴すんなよ! あくまでレンタルだからな!」
「ん、お、おう‥‥? わ、わかった‥‥」
「‥‥‥‥行っちまった。どーしよ、これ。」
「‥‥」
「うわ‥‥にしてもすっげー恰好のダッチワイフだ‥‥見た目の質感は抜群だな」
「‥‥」
「な、なんかの詐欺じゃねーだろうな‥‥?」
「うーわ、おしりの割れ目丸出しじゃん。乳もこれもう少しで乳首ポロリじゃんか‥‥いやあすっげえな」
「‥‥」
「なんっか‥‥いい香りもするし‥‥高級なシャンプーみてえな」
「‥‥」
って‥‥‥‥‥‥んなワケねーだろォッ!!
あいつナメてんのか?! ダッチワイフと人間の区別くらいつくわさすがに!
てかこの人あいつの奥さんだよな? 思い出したわ! 結婚式出たっての!
「‥‥」
ふーん‥‥あくまで人形のフリってワケね。
じゃあ、いいんだよな? 人形なら好きにしちまっても、いいんだよな?
